学祭大会の前準備の仕方について
あくまで僕の主観です。他にも色々やることがあるかもしれませんが最低限これかなーってのをメモ書き程度に書きます。
○学祭大会を開くメリットとデメリット
●メリット
・自分達より強い人の対戦が無料で観れる
・スタッフ兼プレイヤーとして緊張感のある対戦を無料で行える
・参加費を設けることでサークルの環境を整えることができる
・自分達で企画したイベントが成功するということ自体が気持ちいい
●デメリット
・ 多くの話し合いや前準備が必要でそれなりに大変(特にサークルに機材が揃っていない場合はかなり動く必要アリ)
・多くの人に指示をするためストレスがかかる場合がある
・注目を浴びるのでワンチャン叩かれる
あくまで自分達が楽しく・得するように企画しよう!!!
○前準備
●必須項目
①スタッフの確保
学祭大会の規模であれば、スタッフは3人程度から スタッフ兼プレイヤーならば5人程度いれば十分だと思われる。重要なのは各々がモチベーションを高く保っていること。
②会場の確保
大学の教室を借りる。会場費が無料となるので参加費を下げやすいのがメリットの1つ。これにより利益も出やすい。
教室が借りれず、他の会場を有料で借りる場合は予算の決定が複雑になるので注意
③モニターの確保
基本的にはサークルで使っているものや部員の所持品で集める。会場の広さを考慮しつつ、トーナメント方式なら8〜16台、予選アリなら16〜24台が理想。他団体が近くにあるならば声をかけてみるのも○。
関東圏内であれば理科大スマサーにお声掛けいただければ貸し出しできると思うので、気軽にお声かけください!
④規模の決定→持参枠の決定と予算の決定
スタッフ・会場・モニターが確保できれば規模を決定して、予算を組める。
・規模について
会場の広さ→何人まで入れるか
モニターの数→人数をどれくらい絞らないといけないか
8台あれば96人トナメでも朝から晩までやればやれるっちゃやれますが、多くの人に待ち時間を与えてしまうのでそこ工夫するなりなんなり考えましょう。
どのくらい時間かかるかの調べ方としては、
challongeに開催人数分名前を適当に打ち込んでみる
↓
1試合を6分×3戦+α=20分と考えて、1回戦でモニター8台を何周使うか、次に2回戦は何周使うか、さらに次に敗者側1回戦は何周使うか…………と計算していく感じです。
よく分からない人はDMかLINEで聞いてくれればちゃんと説明します
理科ブラの場合
予選12人×8ブロック、各ブロックにモニター3台=(対戦数12×11÷2)×(試合時間6分)÷(モニター数3台)=132分
本戦64名
1周目 WR1 16台
2周目 WR1 16台
3周目 LR1 16台
4周目 WR2 16台
5周目 LR2 16台
6周目 WR3 8台 + LR3 8台 =16台
7周目 WR4 4台 + LR4 8台 =12台→フリー台4台解放
8周目 WSF 2台 + LR5 4台=6台→フリー台全10台解放
9周目 LR6 4台→フリー台全12台解放
10周目 LR7 2台→フリー台全14台解放
11周目 LR8 2台
12週目 LSF 1台
13周目 WF 1台
14周目 LF 1台
15周目 GF 1台
(16周目 GF 1台)
=最大16周×20分=320分
となり、規模が決まりました。
迷ったら8台くらいなら64くらい、それ以下なら48くらいでいいと思います
・持参枠について
なるべくサークル部員からWii Uやスピーカーを持参してもらって、持参枠を減らしましょう。足りない分は持参枠を募集します。
・予算について
出費の多さに合わせて参加費を多くして利益が出るようにするだけです。
出費面がおそらく、一部備品の買い出しとモニターを借りにいくための交通費、モニターを借りた場合その団体へのお礼等だけなため、参加費はそこまで高くしなくてもちゃんと利益が出ます。最低限 全ての出費÷人数=参加費 ですが、サークルの維持費増やすのが目的ならさらに上乗せする。理科ブラでは1000円としています。
持参枠での利益減少も考慮して決めましょう。
⑤タイムスケジュールをつくる
④で書いた方法でトナメが何時間かかるか計算する。
早く終わる場合サブイベをやるか、午後からスタートにするかなど
例 理科ブラ10
8:30〜9:30 設営等
9:45〜10:20 受け付け
10:20〜10:30 開会式(注意事項等アナウンス)
10:30〜12:30 予選
12:30〜13:30 昼休み
13:40〜19:00 本戦
19:00〜19:20 閉会式(賞品授与等)
19:20〜20:00 片付け
20:00〜 完全撤収
⑥教室レイアウトを考えておく
コンセントが少ない場合は延長コードを買い足したり、部員から持参してもらう必要があります。あらかじめどこに台を設置して、どこから延長コードを伸ばすか、また、受付はどこにするかなどを考えておくと当日に設営がしやすい上にミスが起こりづらいです。
割と適当で大丈夫ですが、延長コードの必要数はちゃんと計算しましょう。
⑦参加方法を決める(大会ページの作成)
基本的にこくちーずになるかと思います。
いろんな大会のページを参考にして作りましょう。
対戦ルールや注意事項等も細かく書きましょう。
やり方が分からなかったらお気軽にご相談ください。
⑧参加申請の募集開始
こくちーずで募集開始時間を設定すれば、勝手に募集が始まります。
トーナメントを作るときにシード枠を作るので大会開催日の前日または2日前に募集を締め切ることをオススメします。
また、募集が締め切られる前にある程度シード枠の目処をつけておくと、トーナメントの発表を素早く行うことができます。
⑨シード枠の選出
ある一定の評価方法で決めましょう。PGRの大会ランクに載っている大会での戦績で決める でもいいですし、日本の大会での結果で上位が多い順とかなんでもいいと思うけど必ずなんとなくではなく、評価方法を決めて作りましょう
⑩当日までに用意すべきもの
・名簿+ペン
参加者が来ているかどうかチェックするための名簿は必須です。持参枠かどうかも書いておくと楽です。
・パソコン
トーナメント表(主にchallonge)を進行する際に必要です。自分のスマートフォンを使っても問題ありませんが、どちらにせよスタッフ全員が触っても問題ないものにしましょう。
・台の番号札
当日の対戦台への案内の際に便利です。台に設置する番号札と、試合を行うプレイヤーに渡す番号札とで2枚用意しておくと良いと思います。
・養生テープorガムテープ
延長コードが剥き出しになっていると足を引っ掛けて対戦台の電源が落ちてしまう…なんてことがありえます。コードが浮かないようにテープで固定しておけば普通よりは安全です。
・名前シールみたいなやつ
養生テープで代用可能。Wii Uやモニターの持ち主がわかるようにしておくと、トラブルを避けられます。あらかじめ持参者に呼びかけておくか、名前シールみたいなのを用意しておいて貼っておくなどして対策しましょう!
・名札
部外者が入っていないかの確認が容易になります。絵が入っているとなお分かりやすいですが、依頼等でお金がかかったり、そもそも依頼できない場合はなくても問題ないです。
●任意項目
①景品
景品を設定することで上位層が参加する可能性が大きくなるので盛り上がりやすいです。
中堅層向けにしたい場合は大きなものは設定しないほうがいいかも…
②見学枠の設定
フリー台を設置できる場合、有料で見学枠を設定することでさらに利益が見込めます。また、当日に欠席者が出た場合にトーナメントに組み込めるのもメリットの一つです。
教室の広さ、モニター数と相談。余裕があるなら設定しといて来なかったら来なかったでOK。
学祭大会なので無料にしてガヤを増やすみたいな目的もアリ。
③配信
必要なものが多いです。まずスタッフに配信に詳しい人、配信で喋れる人が必要。物としてはキャプチャーボードが必須で、場合によってはポケットWi-Fi、ウェブカメ、マイク等が必要となります。
定期開催のイベントにしたくて、盛り上げていきたい!と思っている場合はやった方がいいと思いますが、無理してやる必要は全くないです。
こんなものかなーと思います。抜けてたらごめんなさい。